サステナビリティ

事業を通じた社会課題解決とSDGsへの取組

SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS

アグレックスは、お客様の未来を共創するとともに、
事業活動を通じて、社会の要請や期待に応えることで、
持続可能な企業の成長と社会の発展への寄与を目指しています。

デジタル社会の実現を後押しする「Evolution BPO」
8 働きがいも経済成長も
9 産業と技術革新の基盤をつくろう
13 気候変動に具体的な対策を
17 パートナーシップで目標を達成しよう

経済産業省が発表した「DXレポート2」では、中小企業を含めた業界ごとの協調領域を担う共通プラットフォームをサービスとして提供することが、ITベンダーの目指すべき方向性だと記されています。

アグレックスの「Evolution BPO」は、「フルデジタル」「ロケーションフリー」「継続進化型」をコンセプトとした新しいBPO構想です。複雑なバックオフィス業務を抱える業界における協調領域の業務プロセスを、デジタル技術を活用して抜本的に最適化し、紙書類による作業を排除して共通業務基盤上でサービスを提供しています。
お客様は、協調領域におけるIT投資を効率化・抑制し、生み出した投資余力を競争領域へと割り当てることで新たな価値創造が可能となり、社会全体のDX推進につながります。

アグレックスは「Evolution BPO」の展開を通じて、デジタル競争の敗者を生み出さない社会の実現への寄与を目指しています。

進化し続けるBPO 当社システムでの受託・運用 共通化 最適化
手続きのオンライン化による行政DXの支援
8 働きがいも経済成長も
11 住み続けられるまちづくりを
17 パートナーシップで目標を達成しよう

デジタル庁が策定した「デジタル社会の実現に向けた重点計画」のもと、デジタルファーストの原則にのっとり、行政手続きのオンライン化が進められています。

アグレックスは、ある官公庁の行政手続きをオンラインで完結するシステムを構築しました。本システムは、約4,000にもおよぶ民間企業からの申請・届出等の行政手続きのほぼすべてをカバーしており、受付業務をシステム上で行うことが可能です。本システムにより、官民双方において担当者のテレワークが可能となったことに加え、事務負担の軽減と利便性の向上がはかられ、年間約100万件の申請・届出に対して約10億円相当の効率化が見込まれています。

アグレックスは、行政DXの支援により、安全・安心で住みやすい街づくりを支援します。

特別定額給付金 業務センターの緊急立ち上げ・運用
1 貧困をなくそう
3 すべての人に健康と福祉を

新型コロナウイルス感染症による経済的影響への緊急経済対策のひとつとして給付された「特別定額給付金」。アグレックスでは東京都多摩市の給付手続きの支援を行いました。

多摩市の「1日でも早く給付金を市民に届けたい」「手続きの進捗を、電話で問い合わせなくても確認できるシステムがほしい」といったニーズに応えるべく、申請書類の作成・発送、書類の受付、データ作成、そして市民の方が申請の進捗状況を確認できるシステムの構築を担当しました。
多様な事業領域をカバーしているアグレックスの特性を活かし、システム構築から業務設計、BPO運用まで社内で完結させ、通常2ヶ月かかるところを約3週間と短期間で業務センターを立ち上げることで、スムーズな給付を実現しました。また、他自治体にはない仕組みを取り入れた多摩市の給付プロセスは、複数のメディアにも取り上げられ、注目を集めました。

今後もアグレックスは、自社の特性や強みを活かし、お客様ニーズや社会課題に応えていきます。

特別定額給付金 業務センターの緊急立ち上げ・運用のフロー
ワクチン接種予約管理システムの構築
3 すべての人に健康と福祉を

新型コロナウイルスワクチン接種の予約・管理方法は各自治体に任せられており、それぞれ独自の取組や工夫がはかられています。

アグレックスでは、ある主要都市のワクチン接種予約管理システムをSalesforce®を用いて構築しました。本システムは、WEBサイトや電話による予約の受付から接種結果の登録までを一元管理することが可能です。約3,000案件におよぶSalesforce導入支援実績から得た技術力とノウハウを活かし、本システムをスピーディに構築したことで、初回接種開始時の日本全体での混乱下においても、円滑な予約・接種を実現しました。

今後もアグレックスは、世の中のニーズを捉え社会に必要とされるシステム・サービスを、デジタル技術を活用してスピーディに提供していきます。

ワクチン接種予約管理システムの構築例
「AML/CFT統合サービス」の提供
平和と公正をすべての人に

昨今、グローバル化の加速や非対面取引の増加を背景とした金融犯罪が巧妙化しており、組織犯罪の資金源であるマネー・ローンダリングに対して、より強固な対策が求められています。また、給与デジタル払い(デジタルペイロール)解禁をきっかけに資金移動業への新規参入の増加が予想され、既存の銀行や資金移動業者だけでなく、新規参入企業においてもAML/CFT態勢の構築が必要とされています。

TISインテックグループでは、決済分野で強みをもつTIS株式会社、オンラインでの本人確認サービスを提供する株式会社ネクスウェイ、多数のBPO実績を有するアグレックスの3社共同で、AMLをシステムと業務の両面で支援する「AML/CFT統合サービス」を提供しています。アグレックスは、リスク管理において肝要なフィルタリング・モニタリング・CDD(Customer Due Diligence)の業務面での機能を担っています。

アグレックスは、本サービスを通じて金融犯罪を抑止し、平和で包摂的な社会の実現に取り組んでいます。

  • AML(anti-money laundering):マネー・ローンダリングとは、犯罪によって得た収益を、その出所や真の所有者をわからないようにして、捜査機関による収益の発見や検挙を逃れようとする行為のこと
  • CFT(combating the financing of terrorism):テロ資金供与とは、テロ行為の実行資金やテロ組織の活動資金等のために、資金等を調達・移動・保管・使用すること
プロセス変革を通じた企業成長サポート
8 働きがいも経済成長も
17 パートナーシップで目標を達成しよう

気候変動や少子高齢化など社会課題が多様化し、世界経済の不確実性が高まっているなか、企業にはビジネス環境の変化に対応しながら事業を展開することが求められています。このような状況下でも、企業が競争優位を保ち成長し続けるためには、継続的なプロセス変革が不可欠です。

アグレックスの「ビジネス変革サービス」は、現行業務を可視化・分析し、そこに内在する問題点や非効率な作業を洗い出して、あるべき業務プロセスを定義するサービスです。実務を熟知しているアグレックスの強みを活かし、表面に見えているプロセスにとどまらず、マニュアルにはない、人が行っている判断作業まで徹底的に可視化し、机上の空論や理想論にならない実効性の高いあるべき業務プロセスを設計します。"可視化・分析~あるべき業務プロセスの定義~実装" のサイクルを継続的に実行し不断の改善をはかることで、環境変化に適応しながら、業務効率化や品質の維持・向上、付加価値の創出へとつなげることが可能となります。

アグレックスは、徹底した可視化・分析による継続的なプロセス改善・変革により、持続可能な企業成長を支援しています。

SDGs - 持続可能な開発目標

SDGs(Sustainable Development Goals)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。

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