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2023年 年頭所感

2023年1月4日

株式会社アグレックス
代表取締役社長 畝森 達朗

2023年の年頭にあたり、謹んでご挨拶申し上げます。

昨年に始まったロシアによるウクライナへの軍事侵攻や、米中の対立、高インフレと金融引き締めによる経済成長の減速など、世界情勢は依然として不透明な状況が続いています。新型コロナウイルスの流行も継続しており、治療薬の認可はあったものの、決して楽観できる状況にはありません。
このような懸念材料があるものの、「2025年の崖」を前にした企業・団体のDXや、業務プロセスの見直しに対する旺盛な需要に支えられ、アグレックスの属する情報サービス産業ではさらなる成長、拡大が期待されています。

アグレックスは2021年度に中期経営計画(2021~2023年度)を策定し、「アグレックスビジョン2030」の実現に向けて、事業構造転換を実現するための新たな成長エンジンの構築をスタートさせました。
その一環として昨年は、バックオフィス業務のデジタル化・シェアードサービス化を実現する新しいBPO構想である「Evolution BPO」を掲げ、高機能スキャナや最新AI-OCRを活用した「Digitalization Center(デジタライゼーションセンター)」をアグレックスの拠点であるBiz TRUXIA(ビズトラシア)内に開所し、新サービスの提供を開始しました。
中期経営計画の最終年度となる2023年度は、「Digitalization Center」の第2拠点を開所するほか、新たなサービス提供も計画しています。
また、社員の成長なくして企業の成長はなし得ないという考え方に基づき、将来のアグレックスを担う人材の育成にも積極的に取り組んでまいります。あわせて、社員がより働きやすく、働きがいも高められるような、各種制度の見直しも予定しています。

アグレックスはTISインテックグループの中核企業として、ステークホルダーの皆様からのご期待にお応えできるよう変化と挑戦を続け、付加価値の高いサービスを提供することにより、お客様のビジネスを推進するとともに、社会課題の解決にも貢献してまいります。

最後に、皆様にとって、本年が健康で実り多き一年となりますこと、そして安心で平和な日が一日も早く世界に訪れることを祈念いたしまして、私の年頭の挨拶とさせていただきます。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。