BPEC業務の見える化サービス
単なる手段でしかない「見える化」は、より効果的に実施されるべきです。
アグレックスの「BPEC 業務の見える化サービス」は、低負荷・短期間で定量的に、業務課題と改善効果を見える化できます。
- ※2022年6月現在
ニュース
特徴
「BPEC 業務の見える化サービス」が "業務改善による効果" を発揮させやすい理由
1
「BPEC」を始めるのに、特別な準備は必要ありません。20分程度のシート記入と、週1回のヒアリング (2時間) を 5~6回 実施するだけで、実施している作業と各作業の実施頻度・時間、属人性、作業コスト、処理手順、手戻り・手待ち、実施方法(Excel利用など)、課題と改善案、および改善効果などを「見える化」することができます。
2
「BPEC」は、業務担当者を長時間・長期間 拘束するようなことがありません。標準として、週1回 2時間程度のヒアリングを実施する程度のゆるやかなペースで実施した場合、8~12週間程度で「見える化」が完了します(※2~3週間程度で「見える化」を実施したケースもあります)。また、複数の部署を同時並行で「見える化」することも可能です。
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「業務の見える化」は、業務を改善して効果を創出するために実施されます。『測定できないものは改善できない』といわれるように、改善を実践するために「BPEC」はすべてを数値で定量的に「見える化」します。そのため、声の大きな人の意見が採用されてしまうような印象や直観にもとづく改善の実施を抑制することができます。
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「BPEC」は、抽出した課題に対する改善策が実現した場合の改善効果が"金額"で「見える化」されます。あらかじめ、改善効果を把握できるため、より効果を創出できる課題・改善策に適切にリソースを投入することが可能です。また、実際に改善を実施した後、改善後の業務の作業時間やコストがどのように変動したかを簡単に把握することもできます。
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社内外からの問い合わせ対応、会議や管理資料作成などの社内作業、管理者が把握していないがメンバーが実施している作業なども「BPEC」では見える化の対象となります。問合せ対応や会議などの社内作業の比率が多い場合、投資をともなうことなく 簡単なルールの変更などを行うだけで、大きな改善効果を創出できるケースもあります。
サービス全体図
BPECは、部署単位で、次の6つのステップで実施されます。
- step.1 業務の抽出
- その部門では、どういう業務が行われている?
- step.2 業務負荷の調査
- 各業務担当者は、どの業務を、どれくらいの頻度で、何時間くらい行っている?
- step.3 課題のある業務の把握
- もっとも時間・コストが掛っている業務は? 属人性が強いと思われる業務は?
- step.4 業務手順の見える化
- その業務は、どういう手順で、何を使って、どれくらいの時間が掛かっている?
- step.5 付加価値の評価
- 各処理における付加価値は? 自動化できそうな業務は? より効率化すべき業務は?
- step.6 改善検討・効果測定
- 各業務における課題や不満は? 課題や不満は、どうすれば改善できる?
改善策が実現されると、どれくらいの効果 (金額) が出る?
- ※複数部署に対して BPECを実施した場合、step.7 を実施することで、投資対効果を最大にすることができます。
- step.7 改善策の全社集計
- すべての部署の改善策を分類し集計すると、全社ではどの改善策がもっとも効果が大きい?
BPEC関連ツール
アグレックスがご提供する 「BPEC 業務の見える化サービス」 のほか、お客様ご自身で見える化を実施するための "BPECツール" をご用意しています。
お客様ご自身で BPECによる見える化を行うための "BPECツール" をご用意しています。step.1~3 業務抽出~業務量調査・分析までを "BPECツール" を用いて、お客様自身で簡単に実施いただくことが可能です。(step.4 業務フローの簡易作成機能も用意されています)
- ※最初の1部署目をアグレックスが一緒に実施しながら、BPECを実施するうえでのコツやポイントなどをお客様にトランスファーします。
iGrafx FlowCharterは、業務プロセスの可視化を強力にサポートする業務フロー作成に特化したツールです。直感的でわかりやすい操作性を兼ね備え、業務フローの作成・保守に圧倒的な生産性を発揮します。アグレックスがご提供する「BPEC業務の見える化」サービスでは、iGrafx Flowchrter を用いて業務フローを作成することで、さまざまな情報を業務フロー上に盛り込んでいます。
活用例
「BPEC業務の見える化」は、お客様の目的に応じた「見える化」を行うことが可能です。以下の活用例以外にも "テレワークでは対応できない作業" などの「見える化」にも活用できます。
1
BPECで業務プロセスを見える化することで、付加価値が低い作業なども見える化できます。人の判断を必要としない単純作業を明確にし、RPAを適用した場合の改善効果などを事前に把握することで、より効果のある RPAでの自動化を実現できます。
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BPECで作業時間を見える化することで、社内からの問い合わせ対応に要している時間や内容なども見える化できます。件数の多い問い合わせ内容や、問い合わせ件数が多い理由などを考察し、情報の整理・開示、チャットボットでの自動対応といった適切な対応を行うことが可能です。
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BPECで現在の業務一覧や各業務の課題、使用しているシステムやExcelシート、効果の大きい改善策などが見える化されます。これらの情報を基に、システム刷新のために、提案依頼書(RFP)を作成したり、要件定義のベース情報として活用する、といったことも可能です。
BPECで作成されるドキュメント
- step.1 業務抽出
- 業務構造図, 業務一覧表
- step.2 負荷調査
- 業務量調査票, フィードバックシート
- step.3 業務把握
- 業務量データベース, 業務量調査 集計結果(負荷グラフ, スキルレベル, 属人業務, 業務コスト)
- step.4 業務手順
- 業務フロー
- step.6 改善検討
- 課題・改善策一覧表
<複数部署 実施時>
- step.7 全社集計
- 課題/改善計画 全部門集計, 課題/改善計画 主要改善テーマ別
標準でのご提供価格
1部署 100万円(2部署目以降は 85万円/部署)
- ※例えば step.1-3 のみ、といった一部分のみの実施も可能です(実施した各ステップに対する費用のみ)
- ※複数部署にまたがって実施されるような「業務」単位での実施の場合は、個別打ち合わせを行ったうえで個別にお見積りします。
- ※(例えば 営業1課、営業2課のように)同じ業務を実施している複数部署は、一部のステップを単一部署(例:営業)として実施することも可能です。
BPEC実施後の拡張オプション
BPEC実施後の改善やさらなる検討に向けた拡張サービスもご用意しています。
- ビジネス変革サービス:BPECの結果(現場部門の意見=個別最適)を参考に、経営計画をベースにした"全体最適"での改善計画の策定など
- ToBeプロセス作成:BPECの改善策(現場部門の意見)をそのまま実現した場合の(改善後の)"ToBe" 業務フローの作成
- ToBeプロセスシミュレーション:作成した ToBeフローに対する、BPMツールを用いたシミュレーション
- RFP 作成支援:BPECの結果(業務/課題/改善策=要望)を基にした、RFP(提案依頼書)の作成支援
- 詳細プロセス(手順)作成:RPA適用やマニュアル作成のために、さらに詳細な「処理フロー」の作成
- マニュアル作成支援:作成した詳細な「処理フロー」を基にした、業務・操作マニュアルの作成支援
- 内部報告資料 作成支援:BPECの実施結果に関する、お客様社内に向けた報告用資料の作成支援
導入事例
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