「ADDRESS」オプション製品群/ADOシリーズ
大口事業所郵便番号やローマ字表記住所など、多様なニーズに対応
全国住所マスター「ADDRESS」に標準で収録されていない情報を追加して、アドレスコードで結びつけることで利便性拡大を実現するオプション製品群です。
※ いずれの製品も全国住所マスター「ADDRESS」のライセンス保有が必要になります。
オプションラインナップ
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大口事業所郵便番号「ADO-POSTAL」
漢字/日本郵便が設定している大口事業所郵便番号のデータを2006年1月分から蓄積して履歴として全て収録しています。
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ローマ字表記住所「ADO-ROMAN」
ヘボン式ローマ字表記の住所を収録しており、漢字住所とローマ字住所の相互変換を可能にします。
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住所読み仮名「ADO-PRONOUNCE」
拗音、促音を含む正確なカナ表記を収録しています。
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位置情報「ADO-POINT」
各アドレスコードが⽰す地域に代表点を設定し、その代表点に対する位置情報(緯度・経度)を収録しています。
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ポリゴンデータ「ADO-POLYGON」
アドレスコードが示す住所を境界で仕切ったエリアで表し、GISに取り込める形式としたポリゴン※1データです。
※1 「多角形」という意味で、3つ以上の頂点を結んで定義した多角形の面のこと。行政界区画(○○町△丁目の範囲など)の境界は「行政界ポリゴン」によって表される。
特徴
- 1
- 「ADO-POSTAL」(大口事業所郵便番号データベース)
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日本郵便が開示する大口事業所郵便番号を全件収録。
郵便番号が示す住所に対応するアドレスコードを収録しており、全国住所マスター「ADDRESS」との連携を容易に実現。
2006年1月以降廃止された大口事業所郵便番号データも履歴として収録。
- 2
- 「ADO-ROMAN」(ローマ字表記住所データベース)
- 全国の住所について大文字のアルファベットを用いたヘボン式ローマ字表記で収録し、アドレスコードとの連携が容易に実現。
- 3
- 「ADO-PRONOUNCE」(住所読み仮名データベース)
- カナ住所表記に正確な拗音・促音を収録し、アドレスコードとの連携が容易に実現。
- 4
- 「ADO-POINT」(アドレスコードの緯度経度データベース)
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アドレスコードと連携するため、改めて住所表記の整備をすることなく位置情報取得を容易に実現。
廃⽌住所のアドレスコードに対する情報も保持しており、住所新設・廃⽌の時系列管理も不要。
- 5
- 「ADO-POLYGON」(アドレスコード対応ポリゴンデータ)
- 文字情報である「ADDRESS」を「ADO-POLYGON」によりGIS上で可視化することで、データの羅列では見えなかったエリアの傾向や特徴、データ同士の関連性などが一目で把握可能。
活用例
郵便番号検索におけるクレーム件数の削減(ADO-POSTAL)
大口事業所郵便番号を検索した際に正確な結果を取得することが出来ます。クレームや問い合わせとなるケースを減らすことができます。
大口事業所郵便番号で申請されたデータの活用(ADO-POSTAL)
大口事業所郵便番号からアドレスコードの取得ができます。郵便番号から住所や事業所名を特定することも可能なので、データチェックにも活用いただけます。
外資系企業内のデータ連携を円滑に(ADO-ROMAN)
海外市場のデータを統合して利用するために、日本国内のデータをローマ字表記に変換することでフォーマットを共通にすることができます。また、日本語に対応していないツールで日本の住所を利用する際にも活用いただけます。
コールセンター担当者の案内精度向上(ADO-PRONOUNCE)
コールセンター業務でお客様の住所を正確な発音で読み上げてご案内することができ、ユーザークレームの削減が期待できるとともに、サービスレベルの向上につながります。
顧客情報を地図展開して、エリアマーケティングに活⽤(ADO-POINT)
顧客情報に位置情報を付与することで地図展開が可能となり、視覚化してエリアマーケティングに活⽤いただけます。
町丁目エリア単位で災害リスクを判定可能(ADO-POLYGON)
GIS上に、水害・土砂災害ハザードマップと「ADO-POLYGON」を重ねることで、エリア単位で災害リスクレベルを自動判定することができます。この判定結果を、分析者が定める判断基準に照らし合わせることで、町丁目レベルでのリスク評価や保険料算出が可能です。